令和4年度 高校入試説明会
★憧れの高校で学ぶために★
6月4日(土)、5日(日)の2日間にわたり中3生対象「入試説明会」を行いました。例年ですと地区中総体が終わって期末テストも終えた7月初旬に行っておりますが、今年度は1か月早い時期に開催しました。それはなぜか…
現中3生には、昨年12月の中2冬の時点で
「君たちは受験-(マイナス)1年生だよ」
ということをお話しました。さらに、5月連休明けには
「定期テストは最も対策しやすい受験勉強!」
とお伝えしました。
そのため、附属中の皆さんにとっては中間テストが終わったばかりであり、公立中の皆さんは約1か月後に期末テストがあるこの時期にこそ「受験生としての心構え」をお話するべきであると思ったため、例年よりも早めて開催いたしました。
全国47都道府県の2021年度入試の傾向を少しお話しし、そのうえで「では山形県の公立入試は?」ということで前年度入試までの各科の傾向と分析、そしてその対策や学習法をお話ししました。
会でもお話ししましたが、なぜ全国の入試傾向までお話ししたかと言いますと…
4年後皆さんは、
「全国約50万人の全国にいるライバル達」
と競い合わなければならないからです。
大学入試を目指して憧れの高校に入る。その憧れの高校で学ぶために今精一杯学ぶ。この見通しをもってほしいとつねにお話ししております。
まあ、そうはいっても「憧れの高校に合格する!」ことが皆さんの当面の目標となることは間違いありませんので、まずはそのための学習法をお伝えいたしました。
今の中3生の皆さんは地区の中体連を目前に控え、市内の多くの学校では延長部活が行われる期間でありとても忙しく、そして体力的にも疲れがピークにきているようです。しかし、高校受験生に与えられている時間は限りがあります。高校生の先輩もお話ししておりましたがスタートは早ければ早いほど有利なのです!
会の冒頭には今春憧れの高校で第一歩を踏み出した先輩たちに来ていただき、直接受験生たちに話してもらいました。少し紹介します。
(山形東・探究科)N君
・定理や公式は覚えるだけではなく、その定理や公式の意味まで考えるように勉強すると問題での使いどころがわかるようになる。
・基礎的なことをおろそかにせず、まずは基礎固めをしっかりとした上で全国の入試問題などの実践問題にできる限り触れる。そうすると自然と自分の中に解法のパターンができる。特に理社はおすすめです。
(山形南・普通科)F君
・自分はもともと勉強が好きではなかったので、上手に気分転換を入れて「勉強が嫌にならない」ように心がけた。
・友達と比べることを極力しないようにした。比べると余計なプレッシャーや劣等感などをもってしまい、安定して学習に取り組めなくなると思います。
彼らは、決して最初からいわゆる「優秀」な生徒ではありませんでした(ごねんね💦)。しかし、彼らはとても勉強に時間をかけておりました。まず「量」をこなし、その過程で「質」を高めていた気がします。
彼らの話を聞いていて、一つ共通点として『思ったらまず行動する』ということを思い出しました。テストの反省後に「〇〇してみよう」と思ったらすぐに取り組んでいました。自宅に帰ったらすぐに机に座るようにした、とも言っていました(一度休んでしまったらなかなかはじめられない自分がいたので)。彼らの言葉は私の口だけ理論よりも、数百倍説得力があるお話でした😊
そして、現在のそれぞれの高校生活を話してくれたことで、今の中3生たちに具体的で明るい高校生のイメージがわいたようでした。
”16のとき、キミはどこで学んでいる?”
合格することが目的じゃない。その先からが本当のキミたちの未来の始まり。
受験期は苦しいときもあります。いやむしろ辛いことだらけかもしれません。しかし、それは自分の未来づくりのための大切なストレッチであり、ウォーミングアップです。
高校受験を越えて、未来への第一歩を、ともに踏み出しましょう!
”第一歩”を踏み出した先輩たちから
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