定期テストの対策~ここだけの話~
中間テストがない場合でも、いずれは7月に1学期期末テストがあります。
よく「テスト対策って学校のワークをやればいいんですよね?」や「テスト対策って他に何をするんですか?」などの質問を受けます。そして過去には「ワークが終わっていません」「今回はあきらめて次回がんばります」などと言い捨てる人もいました……
今回は皆さんに定期テストの対策についてここだけの話をお伝えしたいと思います。
・定期テストは対策が最も簡単!
・定期テスト対策をしないのはもったいない!
☆定期テストは対策が最も簡単!☆
だって《出題範囲》が明確に発表されるじゃないですか!しかも各教科多くても教科書50~70ページ前後の量ではないですか?(中1生は小学校と比べて多く感じるでしょうが)
定期テストは『狭く限られた範囲』『あらかじめ教えてくれている範囲』からテストが出題されるのです。
つまり、「ここから出るよ〜」っていっているようなもんですよ???
したがって、定期テストの対策は、
①テスト範囲になっている教科書の問題や学校のワークは〘しっかり〙と取り組む
ことです。ここでいう〘しっかり〙とは「何度も」「身に付くまで」です。
➁テスト範囲内において考えられる応用力を高めておく
ことです。この場合の応用力とは「予想外な問題や出題形式」をさすと考えてください。そられに対応できるようにしておくことです。
①は自分一人でもできますよね?
➁はスポーツにおいては「試合実践形式の練習」をイメージしていただければよいか。テストにおいて具体的にどうやって応用力を高めるのかは、直接私たちに聞いてください😀
私の経験上①を完璧に近い形で行えた人は、それだけで8割以上は十分取れると思います。
以上から、定期テストの対策は誰もが取り組めるはずなのです!
☆定期テストの対策をしないのはもったいない☆
もったいない、というよりは後悔すると言った方がよいかもしれません。
いうまでもなく、中3受験生にとって定期テストの成績は公立入試の合否に直結します。これから入試まで3回ほど定期テストは行われます。それらできちんと目標とする結果を出すことができればいわゆる内申点(正しくは『調査書の評定』)をあげることができると思います。しかし、この意味の重さを受験生の皆さんはきちんと理解しているでしょうか。
ア 「学力検査の成績」
イ 「調査書の評定」
の2つを高校ごとの比率に応じて換算して合否を判定します。
受験生の多くは、アの「学力検査の成績」で必要な得点以上を獲得することを第一に考えると思います。それは当然です。なぜならば山形東高校などでは7割、山形南高校では6割の比率にあたるからです。 しかし、3月入試日(今年度から7日)たった一日で行う《一発本番》の学力検査では、いくらその日までに実力を高め自信を持って臨めたとしても、当日の体調やメンタル状況などによって実力が発揮できないなど、不確定要素が少なからず試験に影響を与えることが予想されます。
一方、「調査書の評定」は、主に「定期テスト」の結果をもとに作成されます。そして、それに臨むチャンスは前述したように年3回ほど与えられています。定期テストに向けてしっかりと取り組み満足のいく結果をが得られると「調査書の評定」は大きく期待できるものとなり、もし目標点数に近い「調査書の評定」を取ることができたならば、それは3月入試当日まで二度と下がったりしないのです。
つまり「調査書の評定」は、
確定した受験生の『持ち点』
中1生・・・初めての定期テストですね。まずは〘しっかり〙と範囲の教科書とワークに取り組みましょう。
中2生・・・1学期の定期テストが中2で一番内容が簡単なはずです。ここで高得点をとらないと2学期以降は内容が難しくなるため、高得点は望めませんよ。
中3生・・・受験生にとっての1回目のチャンスとなる定期テストです。まだ間に合うので『入試はすでにスタートしている!!』ということを強く意識して取り組んでほしいと思います。
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